「リン酸塩被膜処理」とも呼ばれ、金属部品に化学的な表面処理を施す工程です。
ボンデ処理を通じて、「金属石鹸(潤滑剤)」で皮膜することで金属同士の摩擦を低減でき、プレス加工の際の金型が焼き付きや摩耗・破損を防止できます。
ボンデ処理とは
金属部品の潤滑性の向上を目的に行われる処理になります。潤滑性が向上することで、金属プレス加工の際の金型へのダメージ(摩耗・破損)を低減することができます。一般に以下の工程を経て、潤滑剤の被膜を形成します。
1.脱脂(だっし): 油分や汚れを洗い流す。
2.水洗: 洗浄液を落とす。
3.酸洗(さんせん): 表面のサビや酸化膜を取り除く。
4.表面調整: 皮膜を均一に作るための準備。
5.ボンデ処理(リン酸塩処理): 薬液に浸し、化学反応で皮膜を形成。
6.水洗・乾燥: 仕上げ。
7.潤滑処理:摩擦低減および加工性向上のため、潤滑皮膜を付与する。
8.乾燥: 仕上げ。
ギヤ、シャフト、スプラインなどの自動車部品や産業機械の軸受部など金属プレス工程の前処理としてよく採用されます。

なぜサンテック産業が選ばれるのか
当社の特徴①
多様な潤滑技術を支える独自薬液配合の表面処理
材料ごとに異なる特性や用途に応じて、薬液の配合から処理条件までを最適化。
長年培ってきた表面処理技術と独自のノウハウにより、各種鋼材をはじめ、アルミ、ステンレス、銅、チタンなど多様な材質に対して、安定した潤滑性能と高い品質を提供します。
金属石鹸、MSコート、ニナコート、WSコートなど、幅広い潤滑処理技術を有しており、お客様のご要望や用途に応じた最適な処理をご提案・対応いたします。

当社の特徴②
安定した加工性と金型寿命の向上に貢献する黒ボンデ
当社が得意とする通称「黒ボンデ」は、リン酸マンガン系の化成皮膜を形成するボンデ処理の一種です。
黒ボンデ処理により形成される化成皮膜は、潤滑剤の保持力に優れ、高面圧・高加工率の加工条件下においても安定した加工性を発揮します。
当社独自の条件設計と潤滑処理技術を組み合わせることで、焼き付きの抑制や金型摩耗の低減を実現し、加工の安定化と金型寿命の向上に貢献します。

当社の特長③
お客様に選ばれ続ける品質の再現性/量産対応力
当社では、処理条件の標準化と工程管理を徹底することで、安定した品質の再現性を確保しています。
材料や加工条件に応じて最適化した処理条件をデータとして管理し、試作から量産まで一貫した品質を維持できる体制を構築しています。
長年の量産実績に基づく工程設計と品質管理により、多品種・大量生産にも柔軟に対応し、お客様の安定生産を支えます。